えーと、今現在21日の午前12時半ですが、平気で投稿時間を静雄の日の1:38にしてやったぜゲヘヘ!!
すいません凪助です。
小説はバカップルっていうより、なんかアホい静臨になった件。
基本、私の中でキャラの日=何しても許される日だと思ってるので、←
自分が思うがままに書いたら、書いたら・・・・・こんな事に・・・・
最初に言っておく!トムさんまじごめん!!←
拍手・コメントありがとうございます!励みになります!!
お返事は明日必ず!!
ああ、帰りたい。
もっと強気な性格なら、遠慮なくこの言葉をこいつ等に言えたのだろうか。
「よーっし、これで今日の回収は終わり!さ、さっさと会社戻んべー」
「うす。」
その日は珍しく池袋での仕事ではなくて、新宿での仕事だった。
・・・・思えばその時点で失敗だったのかもしれない。
「お、そうだ。なあ、今日久しぶりに飲みに行かねえ?」
「あ、えーっと、すいません今日は、」
ポツ、ポツ・・・
「やべえ、降ってきやがったな。」
「そっすね・・・」
「持ってる物も物だからあんまり濡らしたくねーんだよな・・・。しゃーねえ、雨宿りがてらどっか店入るか。」
「そう・・・・あ、俺ちょうど良い所知ってます。」
「お、マジか。じゃあ悪いけど、案内してもらっていいか?」
「うす。こっちです。」
本来、ここで色々気づくべきだったんだよな。
あれだけ気に入ってる池袋ならまだしも、滅多に行かないであろう新宿の店をどうして静雄が知ってるのか、とか。
っつうか、新宿を根城にしてるのは誰かって事とか。
色々・・・気づくべきだったんだよな・・・・
「ここっす。」
静雄に連れられて来たのは、すげえ高そうなマンションだった。
・・・・・・うん、店とか入ってそうなビルじゃなくて、完全に住宅用の、すげえ高そうなマンションだな。
「・・・・ここに店があるのか?」
「いや、店じゃなくてその・・・・知り合いの家なんです。あ、さっきメールで連絡したんで、遠慮しなくていいっすよ!」
「え、あ、おう・・・」
いや、遠慮するな、って言われてもな?
高そうなマンションってのもあるけどな?
その家主に開けてもらうならまだしも、
お前がそのマンションの鍵を持ってる時点で、勘の良いトムさんは遠慮しちゃうってもんだよ?
しかも、
「シズちゃんいらっしゃーい!あ、田中さんもどうぞー♪」
その家主があの『折原臨也』だって知っちゃったらお前・・・・トムさん(以下略
で、冒頭に戻るのだが。
事なかれ主義の俺が、目の前におもてなし全開の折原臨也、後ろに案内した張本人の静雄がいる以上、
「お、オジャマシマース・・・・」
そんな事言える筈無かった。
・・・・・で、だ。家に入っちゃったのはもういいとして、問題は、こいつ等の仲をどこまで聞いていいのか、って事だ。
池袋では、会えば必ずもう殺し合いといい位の大規模な争いのしてる2人だ。
それが、
合鍵持ってて。
あんな満面な笑顔で出迎えて。
それってつまり・・・・
とか考える暇も無く、
「臨也ー、俺腹減った。」
「えー、そんな事言われてもさあ・・・買い物まだ行ってないからロクな物無いし、作れないよー。」
「ああ?本ッ当に何にも無ぇのかよ?」
「無いってば!ホラ!」
「あー?・・・・・ホントだ。しゃあねえ、雨止んだら買い物行くぞ。」
「うん。っていうか俺最初からそのつもりだったけど。」
「手前、俺使う気満々だったんだな?」
「当然じゃん。だってシズちゃんと買い物すると楽なんだもん、俺が。」
「手前・・・」
「いいじゃーん!そん時は毎回シズちゃんが食べたい物作ってあげてるんだからさ!・・・そ、れに、シズちゃんと一緒に買い物した方がた・・・楽しい、し・・・」
「臨也・・・・」
以上の会話を、静雄が折原を後ろから抱きしめてる状態で冷蔵庫を2人で見てるのを目撃すれば、誰だって強制的に解釈するもんだ。
あー・・・どうしよう、さっきより帰りたい願望が強くなってるんだけど。
「あ、そうだ!よかったら田中さんもここで夕飯どうですか!?」
「そうっすよ。トムさん今日ここで飲んだらいいじゃないっすか!」
「え!?いやえーっと・・・・・いや、大丈夫!・・・・えーっと・・・そう!今日約束が!夜約束ができちまってな!だからそろそろ帰・・・そう!会社にも戻らないといけねえし!!」
「あ、じゃあ俺も、」
「いや、静雄大丈夫だから!これぐらい俺一人で出来るし。ここで解散って事で!な?」
「そうっすか・・・?いつもすいません。」
「いやいいって、気にすんな!!」
おもてなし全開の奴等に断るってどうしてこんなにも心苦しいんだろうか。
でもその心苦しさを知ってる上で、どうしてもここから少しでも早く出て行きたかった。
だって・・・・俺がいるの分かっててイチャコラするとか・・・・酔ったら俺のいる前で何するかわかんねえじゃねえか!!
「今度はぜひ一緒に食べてくださいねー!」
「ああ、うん・・・そうね・・・」
「トムさん、お疲れっした。」
「うん・・・お疲れ」
静雄ならともかく、何で折原までわざわざ俺を玄関まで来て見送るんだろうと思いながら(静雄が折原の腰に腕を回してるのは見ないことにした)、
せっかくだし・・・帰り際だし、思い切ったことを聞いてみる事にした。
「なあ・・・お前等仲良いんだよな?じゃあなんで池袋じゃあんだけ喧嘩すんだ?」
と聞いたら、2人とも首を傾げながら
「「うーん・・・?池袋だから?」」
「・・・・・・・・・・・・・そうか。じゃあ、また明日な静雄。お疲れ。折原、どうもお邪魔しましたー・・・・」
2人が変なのか
池袋が変なのか
それとも俺が変なのか
それすら考えるのに疲れた俺は、とりあえず池袋に帰る事だけを考えることにした。
もうこれトムさんに土下座レベルだよね。
第三者がいても気にしないでイチャコラする静臨が書きたかったんだ・・・・!
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