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Drrr!の妄想大爆発ブログ

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05/04

Tue

2010

生き恥さらし~


どうしよう、マリアさんの歌が離れないよ・・・!!
私、Mじゃないと思ってたのに、この歌が気に入ったって事はMなのかな?(聞くな)


小説はとりあえず、タイトルごめん静雄←
静雄は臨也に真顔で「可愛い」とか言えてしまえばいいよ!!
そして臨也は静雄からの「可愛い」に超嬉しがればいいよ!(乙女か)



世間はGWの真っ只中。
だけど俺の職業は土日・祝日といった決まった休みなど無い不規則な仕事だ。
だからTVや雑誌でこの時期は連休の話をしているが、俺には全くもって関係の無い話だ。
「休みたい日がありゃ、今のうちに社長に言っとけよ~」
なんて1ヶ月くらい前にトムさんに言われたが、別になんの予定無かったし、この仕事も嫌いじゃねえから連休中もいつも通りに働くつもりだった。

が。

「社長、明日俺の代わりに誰が静雄と組むんすか?」
「あー、すっかり忘れてた。トムも休みだから、静雄も休みにしといたんだわ。つー事で静雄、お前も明日休みな。」

なんて社長に言われたのが昨日。
さて、急に休みになった今日、何すっかなぁー・・・。


+++++++++++

「つう事でお前ん家来た。構え。」
「そんな偉そうにお願いされたの俺初めてだよシズちゃん。」

ちょっともうなんなのこの人。
コンビニから帰ってきたら自分ちのドアの前でタバコ吸いながら不良座りしてんだもん。髪が金髪だからモロ不良だよね。
そんでちょっとその様に引いてたクセに「おう、臨也。おかえり。」なんて言われたからってホイホイ家に入れちゃった俺もなんなんだよ!!

「つうかさ、俺が暇前提で来たみたいだけど、俺暇じゃないからね?素敵で無敵な情報屋さんは忙しいの!!」
「そうか、じゃあ待ってるから1時間以内に終わらせろ。」

ん・・・?何それ。それって俺が仕事終わるまで待ってるって事?いや、でも1時間内にってさ、完全に自分本位だよね?あれ、それ結局話通じてないって事・・・?・・・ま、いいや。大人しくしてるみたいだし、仕事続けよ。

───数十分後───

「・・・・シズちゃん。」
「なんだ。」
「さっきからまだ30分も経ってないよね?」
「そうだな。」
「じゃあ何で君は俺の後ろに立ってるのかな?」
「気にするな。俺がただこうしたいだけだったから。」

くしゃ

「~~~!!」

~~~そうやって急に頭撫でてくるとかさぁ・・・!!恥ずかしいのこっちなんだからね!!
大体、暴力馬鹿のクセにどうしてそういう時だけ優しく触ってくるんだよっ・・・!
は!ダメだ冷静になれ俺。意識を仕事に、PCに向けるんだ!そうすればこんなの気にならないし!

・・・・・・・・・(←集中しだした)
ん?あれ?心なしか視界が明るくなったような・・・ってまさか。
もしやと思い、自分の頭を触ってみる。

「よし。」
「よしじゃねーよこの単細胞。人の前髪を何してやがる。」
「いいじゃねえか。ちょんまげ似合ってるぞ、たぶん。・・・あ、そうだ。」
「たぶんじゃねーよ。君も後ろからやってるから、わかんねえだろうが。」
「いや、お前は何やっても可愛いから大丈夫だ。試しにこっち向いてみ?」
「かわっ・・・!煽てりゃ怒らないとか思ってんのかコラァ!!」

カシャ

し、まった・・・折原臨也というものが、怒りに身を任せてしまった・・・!!
後ろを向いた先には、携帯を構えた暴力馬鹿。

「おー、珍しく一発でうまく撮れた。・・・・・う、ん。だ、いじょうぶ。にあ、ってるぞ」
「オイコラ、目ぇ逸らして、肩震わせながらそんな事言っても説得力ねえかんな。つうか、今撮った写メを今すぐ消してもらおうか。」
「駄目だ。だってこれ待ち受けにすっから。そして凹んだ時に見ようと思ってる。」
「余計駄目だこの野郎。大丈夫、君が凹むなんてまずありえないから!」
「・・・ほーお?じゃあ、消してみろ。」

そういってシズちゃんは携帯を持った手を上げた。・・・・コノヤロウ、卑怯だ!
よし、わかった。こうなったら。
ある事を思い出した俺は、そっと引き出しを開けた。

「どうぞ?消してもいいんだぞ臨也君?まぁ、手が届けばの話だけどな。」
「そうだね、俺には手が届かないからそれはもう諦めるよ。・・・そのかわり」
「あ?」
「『目には目を、歯には歯を』だよシズちゃん!覚悟!!」

そういって俺は手を────性格にはヘアピンを持った手を、振り上げた。

────数分後────

「やった!俺も待ち受けにしーよお!」
「手前ぇ・・・それ誰かに見せたら殺す」
「それは今後の君次第だよ?」

乱闘の末、手に入れたのは、前髪をピンで留めたシズちゃんの写メ。
やった!やったよ俺!やってやったさ!!

「なんか暴れたら腹減ったな。」
「そうだねー。家なんかあったかな・・・。それともどっか食べに行く?」
「あー・・・外行く。」
「?珍しいね、シズちゃん。聞いといて何だけど、てっきり家選ぶと思ったのに。ひどーい、もしかして俺の料理飽きたわけ?」
「んなんじゃねえよ。ただ、手前がまた俺以外に集中しだすのが嫌なだけだ。」

・・・・・・・・・ちちちちちょっと!!やだこの人可愛い!っていうかそんなサラッと言われると逆にこっちが恥ずかしいよ!

「あ!シズちゃん!ちょっとこっち来て!で、こっち向いて!!」
「あ?」
「ハイ、チーズ!」
「・・って、おい。手前、何また撮ってんだ」
「へへ、やっぱ俺こっちの写メを待ち受けにするね!」
「・・・・・それ、後で俺にも送れ」
「いーよー。」


初めての2人だけの写真にしてはちょっと髪型変だけど、まぁ、いっか。
こんなシズちゃん誰にも見せるつもりないしね!



ヘアゴム・ヘアピンはきっと波江さんか妹達の忘れ物でしょうね(いらない補足)
つうか、小説書いていく度にどんどんシズイザが駄目っ子っぽくなっていく気がしてならないんですが・・・・!!


 

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