日にちが過ぎちゃったのは忍者ツールさんの調子がまたおかしくなったせいであって、私のせいではないからね!!
・・・・と言い張ってみます、こんばんは凪助です。
って事で少し遅れましたが正臣お誕生日小説です!
本当は4兄妹設定で書こうと思ったけど、ネタがうまく思いつかなかったなんて言えません。
4兄妹か・・・久しぶりに書きたいな・・・・ネタ無いけど。←
好き、なんてしょっちゅう言ってる。
大トロとか、もちろん人間にも。
だからまあ、人よりかは好きって言い慣れてるよね。
言い慣れてる、はずなんだ!
「さー、臨也さん!存分に言ってください!」
「・・・・いやいや、存分に言えってさ、こういうのってなんか違うと思うんだよね。」
「何でもいいって言ったじゃないですか。『俺が出来る事なら何でも良いよ!』って言ったじゃないですか。」
「いや言ったけど!言ったけどね?俺はこう、欲しい物とか、食べたい料理とかそういう物理的な意味で言ったわけでね?」
「そんな事さっき言わなかったじゃないですか。」
「う、それは・・・」
「って事で、臨也さん!俺の事どれぐらい好きなのか今ここでぶっちゃけてください!!」
どうしてこうなった。
前回の反省をするべく、今回は至る所に日付機能付きの時計を設置したおかげで、正臣君の誕生日は忘れずにすんだ。
そこまでは良かったのだが、やっぱり今年もプレゼントをどうしたらいいのか分からなくなったので、もう思い切って聞いてやれ!と思って何が欲しいか聞いてみたら、
そんな答えが返ってきたのだ。
「どんだけ好きかってさ・・・え、何、俺の名言『人ラブ!』を紀田君に変えて言えって事?」
「・・・まぁ、それでも構いませんよ。そんな珍奇で迷言でも言ってくれるなら。あ、それと『紀田』じゃなくて『正臣』でお願いします。」
「えー、めんどくさ・・・ってちょっと。なんか悪口に聞こえたんだけど。」
「気のせいっすよ。そんな事より!早く言ってくださいよ!!」
「・・・・・・・・はーい。」
まったく、紀田君ったら最近またさらに生意気になってきたんじゃないの?
よし、社会勉強の為に後で仕事たんまりあげよう!
・・・それよりもまずこの『お願い』を解決することが先だな。よし、チャッチャと終わらせよう!
「ま、」
「ま?」
早く、
「ま、さおみ、くん」
「正臣君?」
終わらせて、
「まさおみくん・・・らっ・・・」
「ら?」
仕事を・・・・・・・・・・
「~~~~~っ、正臣君ラブ!俺は正臣君が好きだ!愛してるっ!!」
・・・・言った。言ってやった!言ってやったぜ!!
ハハン、そりゃあ言い慣れてますからね俺!こんなまっ・・・正臣君ラブとか簡単に言えるって話だよね!!
それはともかく、
「何、その顔。」
「へ?」
「何ヘラヘラしてんのって言ってんの!まったく、まだ俺の名言を馬鹿にしてんの!?」
「いやいや、そんな事無いっすよ!!・・・・っていうか予想以上に威力がありすぎでしょ・・・」
「何!?」
「何でも無いです!」
「そんなんでこの素敵で無敵な情報屋さんを誤魔化せると思ってんの!?と、あ、そろそろ時間だ。紀田君、出かけるよー。」
「え、仕事ですか?」
「違う違う。波江さんと沙樹と待ち合わせしてるから。今日は皆で君の誕生日祝うよー。」
「はぁ・・・・・・・・・・・・すいません、その前にちょっとトイレ行ってきてもいいすか?」
「いいけど早くねー。遅れると波江さんに怒られちゃうから。俺が。」
「へーい」
まったく、人の告白をニヤニヤするとか実に良くない!俺はしょっちゅうやってるけど!!
さーて、夕飯何食べようかなー。波江さん達は何がいいのかなー。
・・・・紀田君にはあえて聞かない方向でいこう。
その頃トイレの中
「ああ~~~~もうっ!あんな顔真っ赤にして泣きそうな顔で言うとか反則すぎるっつうの!!・・・・・なんでムービー用意しなかったんだ俺・・・」
この日の主人公が一人悶えたり落ち込んだりしていました。
正臣誕生日おめでとう!
昨年よりかは幸せになった・・・かな?
臨也さんが照れは一応告白する事に照れてるつもりで書いたんだけど・・・これ名前呼ぶのに照れてるようにも見える・・・って事でどっちに照れてるかは皆様にまかせます。←
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