この話、本当は昨日書いたんですが、うpしようと思ったら、急にフリーズしたりとかして、全部消えるっていうね・・・そんな悲惨な目にあった話です。
で も !
昨日のdrrrのドタチンが超かっこよくて、その萌えの力で書いたよ!
ドタチンありがとう・・・!!ホント結婚してくれ。(UZEEEEE)
あ、この話自体はドタチンのよさ全く出てないですけどね!文才ください!!(ここで頼むな)
静臨前提の臨←門。
しかもパロです。ヤ●ザの設定です。(知識全く無いんですけどね!)
ドタチンは・・・部下、だよ、多分←
ドタチンに「お嬢」って言わせたk(ry
そして臨也女体化してます。名前『臨美(のぞみ)』になってます。
初めてのドタイザがパロってどうなの。女体化ってどうなの。
そこは気にしたら負けですよね←
あと拍手ありがとうございますー!!励みになります♪
恥ずかしい。
私は結局、自分の事しか考えてないんだ。
「・・・また随分派手にやられましたね。」
「敬語やめてって言ってるでしょ、ドタチン。」
「じゃあ、お嬢もその呼び方やめてください。・・・ホラ右頬、見せてみろ。」
臨美の部屋に入ると、そこには案の定部屋の隅で体育座りしている臨美がいた。
よくみれば右頬が腫れている。
親父っさん、自分の娘にも容赦しねぇんだもんなぁ・・・
門田京平は折原臨美の頬を手当てしながら、そう思い、ため息をついた。
ここ最近、折原組にとってこの親子喧嘩は日常化としていた。
きっかけは組長の娘である臨美がある男に恋をした事。揉めているのは臨美が恋をした事ではなく、その相手の事だった。
相手は、折原組と敵対する、平和島組の息子だった。
それがバレてからというもの、この親子喧嘩は毎日続いている。
「・・よし、一応これで手当て終わったけど、まだ痛みが酷いようなら言えよ?岸谷の所に連れてってやるか、ら・・・・臨美?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・めん、ドタチン」
そう呟いた後臨美は泣き出した。
京平は正直驚いた。なぜなら、臨美はこの親子喧嘩でどんなに怒鳴られても、殴られても泣きはしなかったから。
「どうした?もしかして親父っさんに酷い事言われたのか?」
「ううん、違うの。そうじゃっ、なくって、私、自分の事しか考えてなさすぎて、恥ずかしくなったの。」
「・・・?」
「ごめん、ごめんねドタチン。私、ドタチンに甘えすぎてた。私、ドタチンの事何にも考えてなかったの。」
「おい臨美、何、言って」
「・・・・さっき、紀田君が教えてくれたの。ドタチンが私のことどう思ってるかって。」
「!」
それを聞いたのは、殴られて、ふて腐れながら部屋に帰ろうと歩いていた廊下だった。
「お嬢!!」
「なあに、正臣君。今あんまり喋りたくないんだけど。」
「・・・・・いい加減アイツとの関係は終わりにした方がいいんじゃないですか。」
「正臣君、随分偉くなったんだねえ。・・・何様のつもり?」
「別にお嬢の為に言ってる訳じゃないっす。お嬢は・・・アンタは門田さんの気持ち考えた事があるんですか!?」
「はぁ?どうしてそこにドタチンが出てくるの?」
「・・・ホントに気づいてないんですか?門田さんはお嬢の事っ─────」
「・・・何だ、お前。そんな事で悩んでたのか。」
「そっ、そんなことじゃないもん!ドタチンの事だよ!?大事なことに決まってるじゃんかああ!!」
「はは、悪い、悪い。そう泣くなよ。臨美は俺の事心配してくれたんだな。・・・ありがとな。でも、それは正臣の勘違いだ。俺はお前の事確かに好きだけど、恋愛感情ではないよ。」
ぽんぽんと臨美の頭を撫でながら、京平は笑った───心の中を読み取られないように。
あいつめ、余計な事を言いやがって。
確かに俺は臨美が好きだ。そういう意味で好きだ。けど───
「そうなの・・・?じゃあ、ただの正臣君の勘違い?」
「まあ、そうなるな。それに、これは内緒だけど・・・」
「・・・・?」
「俺、おしとやかな人が好みだから。」
「・・・ってちょっと!それ私がそうじゃないみたいじゃない!」
「え、事実だろ?」
「もー、ちょっとドタチン~~!?」
良かった、笑った。
いつものように笑顔になった臨美を見て、京平はホッとした。
確かにそういう意味で好きだけど、最近はこの現状で満足している自分がいる。
それはたぶん俺自身が臨美に近づきすぎてしまったのと・・・・・静雄といる臨美があまりにも幸せそうだったから。
・・・・それに今のところ静雄より俺の方が臨美を知ってると思うしな。
「あー・・・どうしよ、これ明日までに治るかなぁ?」
「大人しくしてれば、ある程度治るだろ。何だ、明日静雄と会うのか?」
「うん!ふふ、会うの久しぶりだからすごく楽しみなんだ。あ、でも皆には内緒ね?ドタチンだから言ってるんだからね!?」
「はいはい。さ、もう夕飯ですから行きましょうか、お嬢。」
「だから、それ止めてってば!」
「仕方ないでしょう。ここは部屋じゃなくて廊下なんですから。そこのケジメはちゃんとつけとかないと。」
「ちぇ~・・・」
そう言いながらも、笑っている臨美の機嫌は完全に直ったようだ。
それを見て安心した京平は臨美から少し後ろに下がって歩き出した。
まぁ、臨美を泣かせたら、相手が静雄だろうが、全力で叩き潰すけどな。
目の前にいる臨美の背中に、そう固く誓いながら。
設定が薄っぺらいのがまるわかり・・・・!!
本当に勢いで書きました。紀田君を出したのも勢いだよ!←
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