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明日は晴れがいい。

Drrr!の妄想大爆発ブログ

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11/09

Tue

2010

でけた・・・!


明後日発売の荒川DVD最新巻の、ジャケットのリクにときめきが隠せない・・・!
ちくしょう、なんなのあの可愛さ・・・!!
あと単行本がアレなんで、もしかしたらDVDも・・・と思ってたのですが、DVDは最終巻のジャケット飾れたようでホッとしましたww


小説、ようやく続編できましたー!ようやくできたけど・・・・なんかフワッとした終わりになっちまった・・・!
もう少しデリ雄vs津軽を出したかったんですが、そこまで辿りつかなかった・・・←
あ、小説ではデリ雄は『デリック』という名前にしましたー!

だってデリ雄って・・・ねぇ?ww

拍手ありがとうございますう!励みになります!!


なんだこれは。


『シズちゃん!津軽と一緒に家来て!早く来て!ホント今すぐ来て!!』

朝っぱらからそんな電話が臨也からあって、急いで静雄と臨也ん家に来てみたわけだが。
そこにいたのは、ソファーに我が物顔で座っている知らない『静雄』と、その『静雄』の横に座って楽しそうに話してるサイケ、その反対側には(すごく嫌そうに)臨也が座っていた。

・・・ちらっと静雄の顔を見てみる。あ、やっぱり青スジ立ってる。

「・・・・オイ、ノミ蟲ィ!!呼んでおいて寛いでるとかいい度胸だなあ゛ぁ!?」
「あっ、シズちゃん!ちがっ、寛いでない!これはサイケとデリックが、」
「「デリック?」」

静雄に大声で呼ばれ、慌ててこっちに来た臨也は知らない単語を言った。

「あ、ああ、うん。あいつの名前。あいつも正式名称サイケと同じだから、色々考えた結果デリックになりました。」
「へぇ・・・いや、そんなの聞いてねぇし!アイツは何なんだって話だろうがよ!」
「えーと、朝起きたらいました。それで、えーっと、・・・なんでもね、この子サイケの・・・・・お、とうと、らしくて・・・」
「はぁ?」
「弟?」

俺と静雄は同じ事考えていたんだろうか。どうやら同じ顔をしていたらしく、臨也に「・・まぁ、さすがに津軽もそう思うよね。」と言われた。

「いや俺もまだ完全に信じていないんだけど・・・本・・・人?がそう言ったんだよね。で、ヘッドフォンとか、格好の色合いとかもサイケと似てるから、サイケはそれ信じたらしくて。それからずっとあんな感じなんだよね。」
「・・・・で、なんでまた俺に似てるんだ。」
「さぁ。俺もそれは分かんない・・・でも俺、アイツの言ってることがイマイチ信用できないんだよねー。」
「まあ、・・・兄弟、っつっても人間じゃねえからな。」
「兄弟・・・」

「あっ、津軽!シズちゃんも!おはよー!こんな朝早くどうしたの?」

3人で話していたら、サイケがこっちにやってきた。
ああ、今日も可愛い。・・・ってそうじゃなくて

「な、なぁサイケ、あの人って・・・・サイケの弟なの、・・っ!?」

か?、って聞こうと思ったのだが、チラッと向こうを見たらこっちをすごい睨んでて、怖くて尻すぼみになってしまった。
しかし、目が合うと、奴はにっこりと笑い、こっちにやって来た。

「どーも。サイケの弟の、えーっと、デリックです。」
「そうなの!デリックって言うの!シズちゃんも津軽もなかよくしてね!津軽!おれお兄ちゃんなの!!」
「・・・そう・・・」

自己紹介するのはいい。
・・・・兄弟なのも、まあ、いいよ。

だけど、

サイケを抱きしめる必要がどこにある?

なんかムカムカしたから、サイケを自分の方に引っ張った。

「わっ!つがる?」
「あっ・・・ごめんサイケいきなり引っ張って。痛かったか?」
「え?ううん!大丈夫だよ?」 
 
・・・・・なんでこんなにムカムカするんだろう。静雄とか臨也なら全然そんなことないのに。
こいつはダメだ。なんでか分からないけど、ダメだ。・・・・弟だからなのか?それとも俺等と同じ機械だからか?
臨也も、静雄の弟見るとそう思うのかな・・・今度聞いてみよう。

静雄も臨也も俺の行動に驚いた顔をしていたが、またすぐに話を戻した。

「で、どうすんだ。コイツ」
「うーん、とりあえずしばらくウチにおくってサイケと約束したからね~・・・」
「・・・・お前、ホントにサイケに弱いよなあ・・・」
「うるっさい!津軽に甘い君に言われたくない!」
「えっ、一緒に住むのか!?」

今度は静雄と臨也だけじゃなくて、サイケとサイケの弟まで驚いた顔をしてこっちを見た。
あっ、そうか。今つい大きい声出しちゃったから、それで驚いたんだな。
・・・ん?どうして今、つい大きい声が出たんだろう?

「まぁ、津軽の言いたい事はわかるけどよ・・・」
「とりえあず今のところずっと、って訳じゃないから。少しの間だけ、だから。だから津軽、少しだけ我慢してね?」
「え?静雄、俺が言いたいことって何だ?臨也、我慢って何をだ?」
「「・・・・・・・・」」

あ、あれ?今度は呆れた顔で見られた。俺そんなに変なこと言ったのか?
あー・・・でもずっとじゃないって聞いて、ちょっと楽になった、かも・・・?
でもまだムカムカは無くならないなー、と色々考えてたら、今度はサイケの弟が話し出した。

「あの、やっぱり俺出て行きます。」
「!」
「あ?」
「え、」
「ええっ!?きゅうにどうしたのデリック!?」

 さっきとは違い、悲しそうに笑いながらそう言った。

「俺がいることで揉め事が起きるなら、俺なんていない方がいいだろう?」
「そんなことない!みんなきゅうにデリックが来たからビックリしただけで、話せばわかってくれるよ!」
「ありがとう。・・・でも、俺のせいで兄さんの周りの環境を壊すわけにはいかない。兄さんの迷惑にはなりたくないんだ。なにより・・・・・兄さんに嫌われたくない、から・・・・っ」

そう言ってデリックは、ぽろっ、と目から涙を零した。・・・・・・・・・・・・・・・あれ、こいつも俺達と同じ機械だよな?俺達が涙流すときって・・・
だけどその涙に誰も疑問を持つどころか、

「そんなことない!めいわくなんじゃない!!」
「ばっ、バカ野郎っ・・・!弟が兄貴の心配すんなよ!!弟は兄貴に甘えてりゃあいいんだよ!!」
「そうだよっ・・・!そんなにサイケの事考えてくれてるなんてっ・・・!もうずっといていいよ!思う存分いなよ!!」

この3人の、長男組の感情を揺さぶるのには十分だったらしく、

「臨也さん・・・!静雄さん・・・!俺、ここにいていいんですか・・・?」
「「当たり前だばかやろおおお!」」
「良かったねえデリック!いざやくんもシズちゃんもわかってくれたよ!津軽だってわかってくれたよね!?」
「え、あ・・・うん?」
「っ・・・・ありがとうございます・・・・!」
「「「デリックうううう!!」」」

と、俺以外の皆でデリックを抱きしめるという、TVでよく観る光景が目で繰り広げられていた。
あれ、俺空気読めてない・・・?だって、なんか引っかかるんだ。


俺達は機械といえど、涙は出る。というか、そういう機能がついている。

だけど、自然には出てこない。自分の意思を無視して勝手に出るなんてありえない。



俺達は、機械は、『意図的に』じゃないと涙は出ないんだよ?


なんて・・・・・今の彼等につっこむ勇気は俺には無かった。
 


ちょ、あれ、やべえ、デリック想像以上に腹黒な感じで終わっちった!!
デリックも書いてるうちに可愛く思ってきたからなあ、今度デリックの株を上げる話書こう。そうしよう。
あと静臨がすごいサイケの影響受けちゃってんな!アホの子になっちゃってんな!!←
そして津軽がアホなのか賢いのかいまだにキャラがぶれている件ww
津軽はいい子!それしか考えてない!!←
静臨は長男ゆえに、兄弟話にてんで弱いと萌えます。
 

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