07/14
Wed
2010
「わーあ、見て新羅、すごいいい天気。」
「ねー、ホントに。ところで臨也、僕等の手首にあるこの紐は何かな?」
「あー、ドタチンが俺等がサボらないようにだって。まあ、それはいいとして、問題は何で俺の紐はシズちゃんと繋がってるのかって事だよね。」
「うるせえな、文句あんのか。」
「ありまくりだよ!!下手すると俺後半引きずられてるからね!この怪力馬鹿はそういうことを気にしない自己中だからね!!」
「手前に自己中とか言われたくねええ!!」
「岸谷の方がお前より体力無いんだからしょうがないだろ。静雄も学校行事でそんな事しないだろうよ。」
「たりめーだ。」
「えー、でもー・・」
「門田君、カッコいい!でもそう思うなら棄権させてほしいな♪」
「あ、俺もそっちのほうがいいな!!」
「・・・臨也、岸谷。いつもでもグチグチ言うなら最終手段を持ち込むぞ」
「「最終手段?」」
「ああ、これが嫌なら・・・俺等4人で電車ごっこの体系をとらせてもらいます。もちろん完走するまで。」
高校生が・・・
何十キロも・・・
電車ごっこ・・・?
「「っシズちゃん(門田君)!!俺精一杯頑張るんでよろしくお願いします!!」」
「よし。」
「・・・門田、お前マジ凄えな。」