リク小説書いてたら急にこんな静雄がころがりこんできた←
突然、耳が聞こえなくなった。
新羅はいつ治るか、というか治るかさえ分からないと言った。
トムさんはしばらく仕事を休んでいいと言ってくれた。ホントに良い先輩だ。
聞こえないといっても、別に困ったことなんて無かった。一人暮らしだから誰かに気を使うわけでもないし、TVが好きなわけでもないし、俺自身も喋るほうでもないし。
むしろ
他人の声が聞こえないというのに少し心地良く感じた。今まで聞いてた他人の声はろくなもんじゃなかったから。
だから、ショックも何も思わなかった。
臨也が、来るまで。
ボーっとしてたんだろうか、肩をたたかれるまで臨也が来たことに気づかなかった。
でもドアの音・・・ああ、そうだ今の俺聞こえないんだった。
臨也にもそのことを言った・・・というかメールで知らせたから知ってるはずだ。
それでも癖なんだろう。そんなことに構わず臨也は喋りだした。
きっとうぜえことを言ってるんだろう。動作だってすげえうぜえ。
でも
ああ、
大丈夫だ。って言ってやりてえ。心配すんな。って言ってやりてえ。
今の俺はそんなことすらできない。手を握ってやるぐらしか出来ないのか。
目は口ほどにものを言う
無音を知ってようやく意味を知る。
さ、吐き出したのでリク小説に戻ろう!!(吐き出すて)
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