すいません、前回から間があきすぎましまいました・・・もうこれ皆忘れてるんじゃなかろうか・・・
ここからしばらくは四木臨のターンですぜ!
まあ、四木臨っていっても、付き合ったわけじゃな・・・・いはずなんですけど←
あと自分的に気にしてるのは新羅はこの先出るんだろうかっていうね。←
これ、元々は新臨から始まってるんだぜ・・・?
あ、あとどうでもいい話なんですけど!
来月DGS映画を観にいきまっす!劇場拡大にホント感謝・・・!
あと誘ってみたら思いのほか乗り気だった友人にも感謝ww
「おまたせしました、四木さん。」
「いえ。・・・別に今日は急ぎの用件ではないから彼を優先しても構いませんよ?」
「あは、四木さんってば、優しいですね。・・・いいんですよ別に。俺にとっては四木さんの方が大切なんで。さ、行きましょう。」
捕まれた感触がまだ消えない。
突き放しておいてなんだけど、シズちゃんが気にならないといえば、嘘になる。
でも俺は四木さんを選んだ。
シズちゃんに何言われるか分からない恐怖より、
何も聞かずにそばにいてくれる四木さんを俺は選んだ。
シズちゃんとの関係を微妙なままにして、四木さんの優しさを利用してる俺はすごくズルい奴だと思う。
でも、今だけだから
もうすぐ全部終わりにするから
だからもう少しだけ甘えさせてください。
そうやって言い訳がましくこう思うようになったのは、あの時からだった。
────1週間前
どうして俺はここにいるんだろう。
「・・・・えーっと、四木さん、聞いてもいいですか?」
「何ですか。」
「えっと、その、」
「ああ、ここは私の家ですが何か?」
「あ、ああー・・・そうなんですか。・・・あ、いやそうじゃなくて、いや、それも知りたかったんですけど!」
「大丈夫ですよ。そんなに慌てなくても1つずつちゃんと答えますから。」
「あ、う、取り乱してすいません・・・。その、どうしてお、私を四木さんのお宅に連れてきたんですか?」
「ああ、そういえば私としたことが、客人に何も出さずにすいません。今、コーヒーを淹れてきます。そこのソファーに座っててください。」
「いや、そんなお構いなく・・・って四木さん!質問に答えてくれるんじゃなかったんですか!?」
「はは、コーヒーを淹れてからちゃんと答えますよ。ああ、それともこれから何かご予定がおありで?」
「え、いや、それは・・・ない、ですけど・・・」
彼とは、四木さんとは仕事以外で会っても声をかけないし、かけられない。
お互いの仕事上、必要以上の接触は変な誤解も受けやすいからだ。
なのに今日の彼は、
「どうも、折原さん。」
「あ、四木さん・・・・どうも・・・」
とただ声をかけただけではなく、
「・・・・・・・・・」
「?四木さん?どうし、」
「ちょっと一緒に来てください。」
「へ、ちょっ、四木さん!?」
と相手の、俺の意見も聞かずに強引に連れて行くという彼らしくも無い事をしてきたのだ。
当然驚いたし、というか現時点で戸惑いはまだ消えていないが・・・
正直、すごく助かった。
あのまま一人でいたら俺はきっと───
「どうぞ、折原さん。」
「あ、ありがとうございます。」
顔を上げればそこにはコーヒーを持った四木さんが立っていて。
コーヒーを受け取ると、四木さんは俺の隣に座った。
「すいませんでしたね。理由がどうあれ、折原さんの都合を考えずに勝手に連れてきて。」
「あ、いえ!そんなの気にしないでください!本当に、用なんて、なかったっ・・・」
あ、ヤバイ、また思い出しそう。
そう思う前に、───涙が出る前に、四木さんに抱き寄せられた。
「四木さ、」
「もういいです。」
「え?」
「もう何も話さなくてもいいですよ。」
「・・・っ、」
四木さんは、何も知らない。俺が誰と、どうしたかなんて知らない。
なのに、どうしてそんな事言うの。どうして優しくするの。
ああ、ダメだ。
そんな事言わないで。優しくしないで。
今、そんな事されたら、俺は
「・・あは、ダメですよー四木さん。そんな風に甘やかすとと俺調子乗っちゃいますよー?」
「構いませんよ。」
「!」
泣きそうだったのを懸命に堪えて、今の精一杯の強がりを言った。
いつもの四木さんだったら離してくれたかもしれない。
でも今の四木さんは、そう言って、離すどころか、さらに手に力を入れて自分のほうに俺を引き寄せた。
「そんな顔するぐらいなら、私に甘えて調子に乗ればいい。」
それはたぶん四木さんの気まぐれな行為に違いない。
でも今の俺はそれを突っぱねる力はなく、それどころか
「う・・・・っふ、」
その気まぐれに縋って泣いてしまうほど弱かった。
四木さんについて散々悩んだ結果がこれだよ!!
もっと・・もっとアレだよ!四木さんってもっとこうエロスな雰囲気があるはずなんだ・・・!(言い方)
次は四木さん視点!・・・を書けたらいいなあ。
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