ちくしょう、小説出来上がったから、あげようと思ったら、エラーばっかり出るとかどういうことなの・・・!
おかげで、明日あげるという宣言が台無しじゃないか・・・・!ギリギリあげれると思ったのに・・・もう土曜日ですよ!!
忍者さん、しっかりしてください!泣きますよ!(大迷惑)
さて、泣き言はこれぐらいにして。←
小説は『たった~』続きです!これ、あとどれぐらい続くんだろう・・・書いてる本人もマジで分からなくなってきた(しっかりしてください)
「そんな顔するなら、私に甘えて調子に乗ればいい。」
そう言ったのは彼のためというより自分の為だ。
彼の、泣きたいのに泣けない。そんな顔を見るのが嫌だった。それだけの理由で言った。
────なぜそう思ったのかは、あえて考えなかった。
それから彼とは以前よりも頻繁に会うようになった。
ああは言ったが、関係は変わっていない。前と変わらず情報屋と依頼人という関係のままだ。
頻繁に会うようになったといえ、そこにはかならず『仕事』という名目がついていた。常に金のやり取りがそこにはあった。
「おまたせしました、四木さん。」
「いえ。・・・別に今日は急ぎの用件ではないから彼を優先しても構いませんよ?」
「あは、四木さんってば、優しいですね。・・・いいんですよ別に。私にとっては四木さんの方が大切なんで。さ、行きましょう。」
「・・・・そうですか」
彼のまたあの時と同じ顔を見ても、その原因がなんだったのか分かっても、不満は無かったからその関係を変えようとは───別の関係を作ろうとは思わなかった。
この時、までは。
「しばらく、会えない?」
「ええと、会えない、というか、今のように頻繁には会えなくなるというか・・・すごく勝手な事言ってすいません。でも、その・・・このままだと・・」
「平和島静雄、ですか?」
「っ!」
あれから、彼の名前を出したのは初めてだった。
「い、嫌だなあ、四木さんってば!どうしてここにシズちゃんなんかが出てくるんですか?シズちゃん、なんか、もう・・・何にも関係無いですよ。」
ああ、またその顔。
どうしたらあなたはその顔を止めてくれるのか。
どうして常にそう思うのか。それは今まで考えた事は無かった。・・・・いや、気づかないようにしていた。
その反動からなのか、
自分を止めることができなかった。
「このまま私に甘えてはいけない、利用してはいけない、などと思ったんですか?」
「!・・・・そう、です。」
「ははは。笑えますね、折原さん。・・・急にそんな他人に気を使っても、あなたのその歪んだ性格は直りませんよ?」
「ちがっ・・!私はただ、」
「どうやら折原さんは、ここ最近自分を見失っているようですね。なら、教えてあげますよ。・・・・あなたがすべき行動を。」
「俺が・・すべき、行動?」
「ええ。あなたのような最低な人間は、他人の行く末なんて考えないんです。考えるのは自分が楽をする為に、他人をどう利用するか、それだけです。」
「・・・・四木さん、あなたは、俺が、あなたを利用しても構わない、と言うんですか?」
「構うも何もそれは今に始まったことじゃないでしょう?最初から私とあなたの関係はそれだけですよ。利用し、利用される関係、ただそれだけです。」
「・・・・・・・そう、ですよ、ね。」
そう言って俯いた彼は、俺が自身の為にそう言ったのだと思ったのだろうか。
そんなわけが無い。これも、自分の為だ。俺が彼の、他人の行く末なんて考えてるわけが無い。
なぜなら、俺も自分の事しか考えない、最低の人間なのだから。
しばらくして、顔を上げた彼は、先程の顔が嘘のように、いつもと同じ顔をしていた。
「あはは、四木さんもバカですねぇ。・・・・でももう遅いですよ。俺はあなたを最大限に利用させていただきますから。」
「・・・・ええ、構いませんよ。
私もあなたを利用しますから。
」
あなたの、心の弱さを。
ハイ、四木さんのターンでした!
四木さんのキャラが行方不明なのはいつもの事なんだぜ!・・・あ、それは全体的に言える事でしたね!←
次回は静雄のターン!・・・か、臨也のターン!←
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