超オタク色にまみれた、ね!←
ボカロ歌ったり、キャラソン歌ったり、ミュージカル歌ったりととにかくオタク色一色でした。
しかし超楽しかった!
小説は静臨+つがさいです。
結局ツガサイは曖昧設定のまま・・・
とにかくKYサイケが書きたかったんです!!←
簡単に言えば、タイミングが悪かったのだ。
ここ最近、臨也はイライラしていた。
仕事に追われてとか、静雄と全く会ってない、というのもあったのだが、数日前、静雄がサイケに言った一言がイライラの発端だった。
「お前は素直で可愛いな。」
その一言が臨也の中にずっと残っていた。
そんな事サイケが知るはずもなく。
サイケは臨也のイライラを無くそうと、和ませようと、一生懸命話した。
静雄の、事を。
結果、
「もういい!そんなシズちゃんが好きならシズちゃんの所行けば!?シズちゃんも俺と違って、素直で可愛いサイケが好きみたいだからちょうどいいんじゃない!」
とサイケに一方的にキレて、サイケを追い出してしまい。
現在臨也は、ソファに突っ伏して絶賛自己嫌悪中だった。
「ホント・・・最悪だ俺。」
勝手にイライラして。
勝手に怒り出して。
勝手に追い出して。
・・・・・勝手に妬んで。
「そりゃあ、サイケの方が良いに決まってるよね・・・」
でもさすがにサイケには謝らないとなぁ。許してくれるかなぁ。俺、サイケに嫌われたくないなぁ。
そんな事をぐるぐる考えてるうちに、仕事のおかげで寝不足だったせいもあり、いつの間にか眠ってしまった。
+++++++++++
それから数時間後。臨也の家に来たのは、
「・・・・ぐーすか寝こけてるとかいいご身分だなぁ、臨也君よぉ?」
サイケではなく静雄だった。
臨也に追い出された以上、サイケにとって行く当てなんて津軽がいる静雄の家しかなく。
「あれ、サイケ今日はずっと臨也といるんじゃなかった・・・・サイケ?」
「つっ、つが・・・・うえ~~~~!おれいざやくんに嫌われちゃったかもしんない~~~!!」
「は・・え?ちょっ、サイケまずは落ち着け!」
「お前等俺ん家の玄関で、しかもドアを開けっ放しにしたまま騒ぐな。」
「しっ、静雄!サイケが!!」
「あー・・・とりあえずお前等部屋入れ。あと、お前まで泣くなよ津軽。話が拗れる。」
・・・・で、泣いてるサイケをどうにか宥めながら話を聞き、その話を聞いた津軽に「臨也の様子を見てきてほしい」と言われ、
今に至る。
「嫌われた、ねぇ・・・嫌いだったらこんなトコで不貞寝してねえでさっさと仕事やってんだろ。」
静雄はそう言って臨也の濡れている睫毛に触れた。
サイケの話を聞く限り、簡単に言ってしまえば臨也はサイケに妬いた。ということになる。
「・・・・バッカだな、手前。」
確かにサイケは可愛いと思う。素直だし。覚えは無いが、もしかしたらそう言ったのかもしれない。
でも、
「手前が『可愛くねえ』なんて一言も言ってねえだろ。」
可愛くねえ、どころかむしろ手前はサイケよりも────
そう思いながら静雄は臨也にキスを落と
そうとしたが、
「わー!みてみて津軽!いざやくんとシズちゃんこの間テレビで見たおひめさまとおうじさまみたいだね!」
「しっ、サイケ、もうちょいちっちゃい声ではな・・・・あ。」
寝ている臨也からドアに視線を移せば、そこにはドアの隙間に縦に並んだ顔が2つ。
「・・・・・何してんだ手前等。」
「え?いざやくんにちゅーするシズちゃんを見、むぐっ」
「いや、出るタイミングを見計らってた。」
「・・・・・・・・・・いつから見てた」
「・・・つ、つい、さ、っき。」
そう言った津軽は静雄から視線を逸らし、それを聞いた口を津軽に塞がれたサイケは首を横に振った。
・・・・・2人は嘘をつくのをが思いっきり下手だった。
つまりそれよりも前に見てたって事か。
つうかあのこっ恥ずかしい台詞を聞いたって事か。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「臨也ァ!手前いい加減起きやがれ!!」
「っひ!?へ、あ、え?あれ、なんでシズちゃんがココに?」
「うっせえ!んなのどうでもいいんだよ!」
「?シズちゃん、顔赤いよ?」
「赤くねえよ!」
「いざやくーーーん!おれのこと嫌いにならないでえええええ!!」
「うわ、サイケ!?」
その後、サイケと臨也はすぐ仲直りにし、夕飯までの間静雄と津軽は蔑ろにされてたり、
静雄が言ったあの例の台詞をサイケによって臨也本人に、しかも静雄の目の前でバラされたりするのは・・・・また別の話。
1番何が書きたかったっていうと、サイケに「おひめさまとおうじさまみたい!」と言って静臨のチッスを思いっきり邪魔してほしかったっていうね!←
サイケを静臨イチャイチャクラッシャー2号、と新羅は言います。(ちなみに初号は波江さんである)
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