明日は晴れがいい。

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ああなんて面白いんだろう！
各々が積極的に行動してくれるものだから、見ていて飽きるはずが無い！！
これだから俺は人間が大好きなんだよねえ！

と、急に視界が暗くなった。

「・・・・・ちょっとシズちゃん。真っ暗で何にも見えないんだけど。手、外してよ。」
「手前がチャットばっかやってるからだろうが。今日はもう止めるって言うなら外す。」
「・・・・・シズちゃんってホントかまってちゃんだよね。」

というか、まるでジャイアンだよね、考え方が。
と付け足せば、それは手前にも言えた事だろ。と返され、と同時に椅子が半回転した。
視界が明るくなり目の前にいるのはパソコンではなく、シズちゃんの顔で。
口を開く前にキスをされた。

「んっ・・・なに、シズちゃんってば、ほっとかれて寂しかったの？」
「うるせえな。手前、長すぎるんだよ。」
「え～、いつもこんぐらいやってるよ。シズちゃんが勝手に寂しがってるだけでしょ～？」
「・・・・・別に寂しがってなんかねえ。」

・・・シズちゃん嘘つくの下手だよね。
って言う前に、シズちゃんに口を塞がれた。シズちゃん自身の口で。
字の通り、さっきみたいな触れるだけのとは違う、・・・まあぶっちゃけていえばベロチューだよね。
あ、でもマズイなー、
それ、されると、何、にもかんがえられなく、なっ、ちゃう・・・

「んっ・・・・あ、ん・・・」
「っは・・・・・・・・なあ。」

と、思った途端急に離れた。ちょっ、もうなんなのコイツ・・・！！

「なんだよ。」
「あ？何怒ってんだ手前。・・・・手前また抗争させんのか？」

あー、さっきのチャット見られちゃったか。シズちゃん視力も尋常じゃないからなあ。
ま、別にシズちゃんなら見られても構わないけどね。
だって、

「させる？何言ってんの、彼等が勝手に進めてるんだよ？俺はただ『こういう道もあるよ』っていう言わば案内板を設けてるだけさ。別に俺がさせてる訳じゃない。・・・・なぁに？そんなんしないで止めさせろって言いたいの？」
「別に。俺と幽に害がなければ、どうでもいいし。」
「・・・・・・ふぅん。」

ほーら、やっぱりね。
最近シズちゃんは結構優しいって言われてきてるみたいだけど・・・実際そうでもない。
この男は自分自身に関わりが無ければ、何事もどうでもいいと考えてる男だ。
ま、誰かに必死で助けを求められたり、弟の幽君だけじゃなく、運び屋とかあの上司とかに何かあったら全力で何かしらしでかすんだろうけど・・・・
普通はさ、こういう場に遭遇したら内心他人事のように思ってようが、一応立て前として「やめとけ」ぐらいは言うよね普通は。
まぁ、言われても俺は止めないけど。でもシズちゃんが言わないのは俺の性格を見越して言わないんじゃなく、本当に「どうでもいい」って思ってるから言わないんだ。

それってさ、

本当に優しい人なの？

「何、ニヤニヤしてんだ、気持ち悪ィ」
「酷い言い草だなー。ただ、シズちゃんの本性が皆にバレたらきっとまた嫌われちゃうよね！って思っただけさ。」
「あぁ？何言ってんだ、俺は手前と違って猫かぶりなんざしてねえよ。」
「・・・・ですよねー。」

そうなんだよねぇ。シズちゃん自身そういう気が無くても、うまい具合に隠れてるんだよねぇ。・・・ホント性質悪い。
って、ちょっ

「ちょっと！何で俺シズちゃんに担がれてなきゃいけないの！？」
「シたくなったから移動する為に。どうせ手前もさっきのでその気になっただろ？」

！！コイツッ・・・・ワザと！

「～～～ホンット性質悪い！！」
「手前に言われたくねえっつうの。・・・ああ、それとさっきの本性がどうとかってやつだけどよ、」
「・・・なんだよ」
「手前はその性格気に入ってんだろ？なら俺は別に他人にどう思われても構わねえよ。」
「！！このッ・・・・タラシ！！」
「それも手前に言われたくねえ。」


ああもう！何で言われたほうが恥ずかしくならなきゃいけないのさ！
そりゃ否定はしないけど、わざわざ言わなくたっていいじゃないか！
もう、いろんな人にシズちゃんの本性いいふらそうと思ったけど・・・止めた。
こんなシズちゃん知ってるの俺だけでいいよ、もう！！

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ちょい臨也語りすぎですね。うざくなってスイマセン。
妄想で補おうとした結果、かまってちゃん静雄と乙女くさい臨也になってしまった・・・・
最初は臨也がチャットしてる最中に静雄さんが背後からエロス的な悪戯をする・・・っていうのも考えたのですが、残念ながら私はそれが書ける高等技術持っていませんでした。(´･ω･`。)
エロスってどうすればうまく書けるようになりますか。（直球で聞いた）