09/04
Sat
2010
※正臣君が門田家の夕食にお呼ばれしました。
あれ、夕飯ってこんな静かなもんだった・・・かな?
ウチは結構賑やかだからなのかな。慣れてないからかな。
すっっっげえ気まずく感じる。
「臨美、」
「ん?あ、はい京兄、醤油」
「おう、サンキュ」
「臨美~それ取って」
「はいはい。もう新羅ってばそればっかり食べてないで、サラダもちゃんと食べて!」
「えー、失礼な!ちゃんと食べてるってば!」
「うそだー。だって全然減ってないもん!あ、シズちゃん、ご飯おかわり?量は多めにするー?」
「おう。」
・・・いいなあ、ああいう会話。
俺も早く臨美さんとあれそれだけで通じるぐらいの仲になりたいなあ。
「あ、正臣君はどうする?ご飯おかわりする?」
ピタッ
「あ、えーと・・・」
おいおいおいおい!
何で皆さん一斉に箸止めるんすか!あれ、何これもしかして俺試されてんの?
え、これどっちが正解?おかわりすべき?しないべき?
「・・・遠慮すんな。食いたいなら食え。」
「そうだよ~。我慢は身体に毒だよ?量の心配ならいらないよ!ウチには大食らいがいるからね~」
「うるせえ。・・・食いたいなら食え。」
「「シズちゃん(静雄)、それさっき京兄が言ったよ。」」
「うっせえ!」
「正臣君、遠慮しないで?そもそも誘ったのこっちなんだし!」
「う、あ、じゃあ、いただきます・・・」
「はいはーい♪」
うう、そんな満面の笑顔されたら(あと只ならぬ謎のプレッシャーをかけられたら)、断るわけないでしょうが!
++++++++++
「ご・・・ごちそうさまでした・・・すごく・・美味しかったです」
「ホント!?ふふっ、頑張って作って良かった!」
結局、俺はそのおかげで2杯もおかわりをしました。いつもは1杯で十分な所を計3杯も食べました。
・・・完全に調子乗りました。
「また食べに来てね!京兄達もまた来ていいって言ってたし!」
「!っはい!!来ます!絶対来ます!!」
やべえ、超嬉しい。うれしい、けど、
NOと言える日本人になるまでもう少しまってください・・・・